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ビットコインが銀行をリプレイスする日


photo by René Aguiluz

下記の記事が話題になっている

銀行解体が目標-米大物ITベンチャー投資家の大いなる野望 http://www.bloomberg.co.jp/news/123-ND29VV6TTDS101.html

この内容は、眉唾ではない。 ビットコインは中央集権的な仕組みの代わりに、分散型ネットワークを採用しており、そのコストはノード全体で負担する。 インターネットと同様、相対的に1人1人が負担するコストはとんでもなく安いのだ。

アンドリーセン氏は次のように語っている。

オンライン決済の能力を持つために、10万人の人員やマンハッタンの高級不動産、1970年代のメーンフレームコンピューターが詰まった巨大なデータセンターは必要ない

これはまさに指摘の通りで、既存の伝統的金融機関は、膨大なコストをかけて世界のインフラを整えているが、それはすべて手数料として顧客が負担することになり、送金手数料は多い時で10%にものぼる。

過去の歴史を辿ると、世界は常に「経済合理性」に基いて進化してきた。 いくら大手が巨大なシステムを作り上げても、より手数料が安く安全な仕組みがあれば、顧客は自然にそちらへ流れていく。

大半の消費者の取引には3%の手数料がかかる。送金手数料は最高10%に上り、これは道徳上の犯罪だと思う。こういった手数料をなくす大きなチャンスがある

ビットコインは、既存のオンライン決済システムより

  1. 安全である。クレジットカードの番号をオンライン上で通知する必要がない 2. コストが安い。通常のクレジットカード決済は3%が平均であるが、coincheck等は1%である

と、安全、コスト、どの面で見ても優れている。 USで2008年に産声を上げて以来、その規模は拡大し続けているが、日本でも広まるのもそう遠くない未来なのではないだろうか。